西日本最高峰・石鎚山 自然の厳しさを体感!!
こんにちはkukumamaです。
H31.4.5に西日本最高峰の石鎚山へ登山に行ってきました。
って・・・雪残ってますやーん!!
ヤッホー!!
テンション上がります。アドレナリン、アドレナリン。
4/1より開通した石鎚スカイラインをあがり、今回は土小屋ルートで登りました。
石鎚スカイラインが開通しているのは4/1~11/30の間で、夜間は路面凍結などによる事故を予防するために閉門します。
そのため、閉門前に入り、登山口近くの駐車所で車中泊します。
まだ、道路脇に雪が残っており、あがっていくにつれ残雪の量も増えていきました。
氷柱(つらら)もまだまだ残っています。もう4月なのに・・・
夕日に照らされた石鎚山はとってもきれいでした。
でも、寒い。。
こちら側(高知県方面)からは雪はほとんどないようにみえます。
日照や風の影響でしょうか?
これなら問題なく行けそうだと、この時は思っていました。
土小屋登山口まであがってきたので、ここで夕食を済ませ明日に備えます。
登山口前の小屋と神社
今回は第二駐車場で泊まりました。
隣の車は千葉から全国の山を登るためにまわられているそうです。
実は、沖ノ島へ行ったときに知り合った人でした。
奇跡の再会に一緒にワインを飲みました。
昨日捕ったオオモンハタの刺身とあら汁、ごはんです。
めちゃくちゃ寒かったので、身体に沁みました。
日の出前に置き、朝食をすませ準備します。
今回は往復で4時間程度の日帰り登山の予定なので、
30lのバックパックに非常時の救急セットとタープ・ロープ、あとは食事関係(今回はお湯を沸かす程度なのでエスビットのポケットストーブ、鍋の蓋側のみ、インスタント麺、フリーズドライ米)と衣服(フリース、ダウン、ウィンドパーカ、雨具)
ここで、忘れ物をしました。
アイゼンを忘れてしまっていたのです。
結果的にはこの忘れ物があってよかったのかもしれません。
朝6:20に登山開始しました。
頂上までは約4.6㎞で往復4時間程度です。
まあ昼くらいまでに帰って来れるかなと思っていました。
落ち葉が凍っており、一歩進めるためにミシッミシッと音がなります。
登りはじめると、だんだんと身体も温まってきます。
少しづつ雪が増えてきました。
結構、雪が残ってますね。
動物の足跡がたくさん残っていました。
これは何の動物やろか~?
かなり雪が増えてきて、崖のところを恐るおそる進みます。
落ちたら終わり・・・
ベンチ1
日が当たるところは雪もとけています。
土が凍り、氷の柱になっていました。
ベンチ2
雪はないですが、寒い・・・
山頂に近づくにつれ風も強くなってきました。
ベンチ3
ここで少し休憩します。
この先は雪が多そうです。
雪山にはこれでしょ!!
山専用ボトル!!
めっちゃ優れもの!!
ベンチ3を過ぎると積雪が20㎝くらいあり、その下には氷が張っていました。
そして、急な崖。。
前日の登山者が数m滑落した後もありました。
途中まで行きましたが、滑落のリスクが高いと判断し、中止を決意しました。
この先は鎖場もありますし、日が昇って表面の雪が溶け始めていたので、行っても戻れなくなる可能性が高いと判断しました。
もしアイゼンを持ってきていたら、無理して行っていたかもしれません。
結果的に良い忘れ物でした。
行かないほうがいいと教えてくれていたのかもしれません。
この時期の石鎚山はしっかりと装備してこないと難しいことが解っただけでも良かったですし、自然の大きさや怖さを知り、中止を判断できたことは良い経験になりました。
ゆっくり温泉でもつかります。